(満席御礼)6/3(土) ノルウェー伝統弦楽器 ハーディングフェーレ職人 トーク&コンサート

ノルウェーのハーディングフェーレという伝統弦楽器職人によるトーク&コンサートを開催いたします。

詳細は、以下をご覧くださいませ。

みなさまのお運びを心よりお待ちしております。

5/17現在、ご予約枠があとわずかとなっております。貴重な機会、どなたさまもおいでくださいね🎻

5/22 満席となりましたので受付を終了いたしました。

ご予約いただきました皆さま、ありがとうございました。

ノルウェーの市井からうまれた伝統楽器ハーディングフェーレ。
螺鈿やrosingといった精緻な技法が用いられる装飾性の高い擦弦楽器です。

ヴァイオリンとフォルムが似ていますが、共鳴弦があるなど、その華麗さに息をのみます。

当イベントでは、スクリーンにヨーロッパ各地の写真を投影しつつ、修行時代の暮らしぶりや楽器工房の一日をお届けするトーク&コンサートです。

製作者・奏者 原さんによる演奏もごゆっくりお愉しみいただけます。

希少な伝統楽器をお手にとっていただける予定です。

制作途中のハーディングフェーレもお持ちいただけるかも..とのこと。

音楽の源泉にひたる北欧のひととき、みなさまのお運びをこころよりお待ちしております。

●日時:2023.6.3(土) 14:30 Open / 15:00 Start
●会場:Archiship Library & Café
●ご予約枠:20名

●チケット料金
¥2,000(一般)/ ¥1,500(18才以下)1ドリンク付き☕︎
料金は当日会場で現金にて申し受けます。

▼お申込事項をお書き添えのうえ、原さまメールアドレスもしくはinstagram DMまでご予約をお願いいたします。

カフェ店頭でもご予約を承っておりますので、お気軽にお立ち寄りくださいませ☕︎
募集人数に達ししだい、受付を終了いたします。
⚫︎原 圭佑さま fiddle@keisukehara.com
⚫︎原さま Instagram @violin_hardingfele_workshop

[お申込事項]
・お名前
・お申込み人数
・当日ご連絡のつくお電話番号
・ドリンクメニュー

🎻Performer 原 圭佑 (Keisuke Hara)
イギリスNewark School of Violin Making にてヴァイオリン族の製作及び修理修復の技術を取得し卒業。続いて、キプロス共和国・Master Artisan Stepan Soultanian 、北欧ノルウェーBø i Telemark にてノルウェー伝統楽器ハーディングフェーレ職人 Ottar Kåsa に師事。ノルウェー伝統音楽最大のコンペティション『Landskappleiken i Trysil 』ハーディングフェーレ製作部門において、ブロンズ『Diploma』を受賞。現在は神奈川県鎌倉市に工房を構える。

#archishiplibraryandcafe

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(満席御礼)♪リュート&オルファリオン演奏会のお知らせ

いつもArchiship Library&Cafeをご利用いただき、ありがとうございます。

すっかり初夏らしい季候になってきましたね。

さて、ひさしぶりに、カフェ音楽イベントのご案内です🎶

『Sing to the lute and the orpharion ~ 16th century ballad in England ~』
リュートとオルファリオンで歌う16世紀イギリスの流行歌

いにしえの音楽を、テーブルを囲みながら、ごゆっくりお愉しみいただけます🪵

ご予約枠が残りわずかとなっております。
みなさまのお運びをこころよりお待ちしております。

5/18 満席となりましたので受付を終了いたしました。

ご予約いただきました皆さま、ありがとうございました。

●日時:2023.5.27(土) 13:30 Open / 14:00 Start
●会場:Archiship Library & Café
●ご予約枠:15名

●チケット料金
¥2,500(一般)/ ¥500(18才以下)1ドリンク付き☕︎
料金は当日会場で現金にて申し受けます。

▲上のMenuよりドリンクをお選びください。

▼お申込事項をお書き添えのうえ、以下メールアドレスまでご予約をお願いいたします。
募集人数に達ししだい、受付を終了いたします。
横山 沙由子さま lutesinger.s.y@gmail.com

[お申込事項]
・お名前
・お申込み人数
・当日ご連絡のつくお電話番号
・ドリンクメニュー

🌹Performer 横山 沙由子 (Sayuko Yokoyama)
イギリスのリュート歌曲を得意とし、数少ないリュート弾き語り奏者として活動。渡英し、2018年Benslow Music Lutefestに参加。ロンドンにて地元ミュージシャンが開催するセッションに積極的に参加、交流を深める。
リュート(Lute)とオルファリオン(Orpharion) は、16〜17世紀のヨーロッパで愛された弦楽器です。

#archishiplibraryandcafe

営業時間変更のお知らせ

いつもArchiship Library&Cafeをご利用いただき、ありがとうございます。

本日4/28(金)ですが、事務所打合せのため、Open 15:00となります。

直前のお知らせで、ご来店を予定されていたお客さまにはご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご了承くださいませ。

4/28(金) Open 15:00〜18:00

春のチャリティー フリーマーケットを開催します!

今週末の4/22(土)より「春のチャリティ ミニフリーマーケット」を開催いたします!

和洋食器、本のあれこれ、衣類などが並ぶ予定です。

買い物袋をご用意しておりますが、マイバッグをお持ちいただけるとさいわいです。

4年ぶりに野毛大道芸が開かれますので、お誘いあわせのうえ、はしごがてらどうぞお運びくださいませ。

みなさまのご来店をお待ちしております!!!

なお、フリマ期間中もカフェは営業しております☕️

[フリマ 詳細]

●開催期間:4/22(土)〜4/30(日)

●平日:13:00〜18:00

●土日祝:12:00〜18:00

※月曜定休

建築家・飯田善彦 蔵書キュレーションQ&A vol.2 アート

カフェ主宰・飯田善彦に、カフェスタッフから集めた蔵書についての質問を設計スタッフの塚本が纏めて聞いてみました。(雑談もあり)

第2回は、店内入って右手のアート棚についてお届けいたします。

塚本:アート系もたくさんの質問が来ています。さくさく聞いて行きますね。

まず1つ目の質問。店内に置いてあるアート系の作品集は、置く基準がありますか?

飯田:観たものとか好きなものが置いてある感じかな。アート本はどれが1番とは決め難いです。

塚本:美術館へ足を運ぼうと思う最大の理由、また企画展の選択基準はありますか?

飯田:これはちょっと観たいなと思うものはなるべく行く、なかなか行けないけれども。

塚本:これも不思議な質問なので、答えて頂けるかどうか…。

建築はアートと異なり、創造の制約が多い印象がありますが、それでもユニークたる事由は何でしょう?アートはどういう形で作品に寄与していますか?という難解な質問です。

飯田:建築は基本誰かの真似をして成り立っているよね。ある面では独自性のある芸術作品に映っても、別の観点からみると平易であることもしばしばです。

塚本:子どもの頃からアートが身近だったんですか?

飯田:いや特別そうではなかったかな。でも結構昔から観ているよ。建築やっているとアートもクソもないじゃん。

建築だってアート。例えば彫刻とすごく近かったりするじゃない。

塚本:建築の世界を選ばずに生きていたら芸術が身近ではない人生もあっただろうなと考える時があります。

飯田:でも僕らはやっぱりひとつの目標として、美術館をつくりたいじゃん。

塚本:つくりたい、です!

飯田:そういう意味ではさ、絵画も、立体の彫刻も、グラフィックみたいなものも、建築に混じり込んでいるよね。どこかへ出掛けた時は、美術館を観るし、劇場で音楽をできるかぎり聴こうとする。さっきの話に戻るけれども、建築と○○ではなく、みんな同じだよ。

塚本:建築はよい職能だと思っていて、まちを歩くだけで勉強できるところがありますよね。

飯田:まぁ、好きだからやるんだよね、ひたすら歩く訳で。旅行に行くたび裏道に入ってみたり、上ばっかり見上げて建物を眺めていたりとかの癖が出がちだな。

塚本:国内でいちばん好きな美術館・博物館・ギャラリーはどこですか?

飯田:僕のやった資生堂アートハウスはなかなかいいよ。でも今のベストはやっぱり金沢21世紀美術館じゃない?谷口さん(谷口吉郎・吉生)の建築はもちろんいいよ、だけど21美の人がごまんといる風景は凄いと思うなあ。SANAAがいくら他の美術館を設計したとしても金沢に勝るものはないよね。

塚本:Civic Prideという視点からもそう言えますね。

飯田:うん、SANAAの手がけたフランスの美術館も悪くないけれども、在り様が全然違うな。上野にも美術館が集まっているけれど、金沢のわんさか人が集う景色は格別だよね。

塚本:21世紀美術館はそれ自体を観に来る場所ですよね。飯田さんもアートを集めていますが、若い頃から変わらずに追い続けているアーティストはいますか?

飯田:居ないよ、別に。小野耕石くんかなあ。7点ぐらい持っているよ。ALCで個展を開いてくれたことがあるね。

ART FAIRは毎年足を運ぶけれども、ちょっと前の近代のほうがいいものがあるよね、何故だか。なんだろうなあ、「力(ちから)」なのかな。「力」が要るんだよ、アートも建築も。頭だけではなくて軀の力みたいなものが出てくる。美術の価値が上がっている今も勿論いろんな作家がいるし、高い評価を受けている作品があるけれども、僕は全然いいと思わない、ロッカクアヤコなんかはピンと来ないな。

他に挙げるとするならば、クリストリチャード・セライサム・ノグチアントニー・ゴームリーとかかな。自分のテリトリーの外へつながる感覚とでもいうのかな。空間や都市を想起させる作品群に自然と引き寄せられるよね。ゴームリーは、葉山の神奈川県立近代美術館ではじめて壁いっぱいに広がる見事な展示のされ方を観たのが思い出深いな。坂倉準三さんの2番目の作品が腐ってしまったのが惜しいね。

うーん、鉄はいいね。

塚本:最後に、設計の仕事で悩んだ際に、美術館でその状況が打破されたことはありますか?というまた不思議な質問です。

飯田:なんで関連付けちゃうのかなあ。基本行き詰まらないよ。こういう風に考えていくと絶対何かが出てくる、というのはある。速いか遅いかは分からないけれどアイデアが生まれる。

塚本:どうすると前向きでいられるのでしょう?

飯田:いやあ、建築家ってみんなそうだよ。コンペで負けた時なんかは本当に悔しいけれども、審査員が悪いんだって思う、ハハッ。いやあ、面白いよね、建築の世界は。またカフェスタッフを集めて質問会でもやろうか。

(次回以降につづく…?)

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飯田善彦によるアート棚の蔵書ご紹介はこちらからもどうぞ📚