「永久に記憶する煙」イベントのお知らせ

イベントのお知らせです。

アラカンラは阿部文⾹、綾⾨優季、梅原徹、⼄川佳奈⼦で構成されるアートユニッ 

ト。2020年3⽉、予定していた渋⾕での野外パフォーマンスを、コロナ禍で中⽌にせざるを 得なくなったメンバーで結成。「供養を受けるにふさわしい者」を意味する仏教⽤語の「阿羅漢」から、その複数形の「阿羅漢等」をユニット名とする。演劇や建築、⾳楽など幅広く 出⾃を持ち、空間固有の⽂脈を紐解きながら、⾔葉や⾳などを積極的に⽤いる制作を⾏なっ ている。今回の企画「永久に記憶する煙」では、感染拡⼤を「延焼」に例え、現存する防⽕帯建築の⼀室にあるArchiship Library & cafeにて無観客の⾳響上演を⾏う。

会期:2020年10⽉23⽇〜10⽉25⽇

営業時間: 10/23(金) 13:00〜20:00

     10/24(土) 12:00〜20:00

     10/25(日) 12:00〜18:00

料金:一般500円、学生200円(ワンドリンク付き)

企画:アラカンラ 

 テキスト:綾⾨優季 

 ⾳響構成:梅原徹 

 空間設計:阿部文⾹ ⼄川佳奈⼦ 

期間中カフェの営業時間が延長となる曜日がございます。

夜のカフェもまた雰囲気がちがうかもしれません。

ぜひお立ち寄りください。

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フルタ丸「梟の服」を観劇して

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フルタ丸・梟の服を観劇して

スタッフの塚本です。

TPAMのイベントの一つとして参加していた劇団フルタ丸の公演を観劇しました。

日常の忙しさにかまけて「演劇を観る」という事も、ここ最近してなかったなぁとふと思いたち日曜の最終公演に足を運びました。

フルタ丸さん達はこれまで何度とALCを会場として利用して下さってる事もあり、舞台演出に既存の備品や空間を生かした演劇の内容となっていて、その事がとても良かったです。ALCの扉は防音なので、少々扱いづらく日常のカフェを運営する上では厄介なところが沢山あります(笑)

でも年に数回でも演劇の会場として利用してくださる方がいると空間がガラっと変わるんですね。フルタ丸さん達の演劇によってALCという場が再解釈され、新しい発見がありとても刺激的なものとなりました。

話は少しズレるかもしれませんが最近、設計事務所がまちに開くという考え方をアップデートしたいなとおもっています。設計事務所がライブラリーアンドカフェを運営していく事が果たしてどんな良い事を生むのか?改めてそんな問いと向き合いながら、日々この場所で色々な実験を行なっていきたいと思います。

改めてフルタ丸の皆様、会場に来られたお客様ありがとうございました!

次回も楽しみにしています。(塚本安優実)

 

「梟の服」を観て

劇団フルタ丸の「梟の服」は、なんてことのない芝居に見える。思想的でも不条理でもスペクタクルでも言葉に長けているわけでもない。もちろんまだ見ぬ世界を開拓しているわけでもない。それはむしろちょっと眼を細める必要があるが松竹新喜劇に近い。が、そこまで徹底してバカにな りきり、落差を持って笑わせようとしているようにも見えない。ちょっとクセのある二人の店員 がダサい客をドタバタしながら自我に目覚めさせる、というストーリーはあるにせよ、先に書いたように観客を強い世界に誘うわけでもない。何か足りない。どこまで行ってもダサい客を演じ るフルタ氏の体型のように、或る種の評価を避けるようにユルさに留まり続ける。 さて、差別化を常に問われる現代において、数多の先達が競って先鋭化する世界の中で、自ら突出することを拒み、ただダサい領域にとどまる理由はなんだろう?果たして意図しているのか?まさか気がつかないのか?気がつかないフリをしてる?これがフルタ氏の戦略だとすると?みんなが前衛を志向して志向して志向した結果一回りした世界では新しく見える、このことを確信して徹 底してダサさに留まることを選んだ戦略の結果だとすると。こう考えると、フルタ氏の体型も、髪型も、セリフも何もかもそのダサさがスリリングに見えてくるかもしれない。いつ、どこで、前衛に踏み外すのだろう?逆説的な期待が高まってくる。(飯田善彦)

先週(9.10日)劇団フルタ丸、梟の服-女性店員版-が開演されました。

こんばんは。アーキシップライブラリーアンドカフェの高村です。

先週(9.10日)劇団フルタ丸、梟の服-女性店員版-が開演されました。

今週も(15.16)と二週に引き続き行われます!
私も日曜の公演を拝見致しました。
私のおすすめから申しますと、
今回、梟の服で女性店員役を務めたお二人、
篠原友紀さん、大勝かおりさんの劇中で繰り広げるファッションに対するお互いの思い、そのぶつかり合いは息を呑みました。
物語で設定されている女性店員の役がじわじわと伝わり、最後はとても感動しました。
そして、作、演出を担当しているフルタ丸のフルタジュンさんが、
2人の女性店員と我々観客者を巻き込み?ファッションのやり取りをしていく展開は最後まで目が離せませんでした。え、どうなるの?と。笑

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今週の公演はもうすでにチケットは完売。満席となっております。。

また随時、公演情報アップ致します。

ファッションという名の深い森にオシャレに無知な一匹の梟が迷い込んだ An owl with a bad style strayed into a thick forest named “Fashion”

フルタ丸

 

こんにちは。

アーキシップアンドライブラリーカフェの高村です。

今週と来週の土日(8,9,15,16)はイベント講演を行います。

昨年大好評だった演劇、梟の服が第二弾として開催されます。

講演はファッションをテーマにした内容です。

ファッションというとオシャレで華やかなイメージですよね。

 

しかし、この演劇はそれを超えた、ファッションの奥深い不思議な世界を体感させてくれます。

ぜひ足を運んでみて下さい!

 

以下講演内容になります。

 

STORY

夜の洋服屋にひとりの男が飛び込んで来る。
これから念願の女とのデートだが着ていく服がないと言う。
センスに自信のない男は、店員に服を尋ねる。
それは何気ない問いかけだった。
そのやりとりを聞いていたもう一人の店員も、なぜか服を探し始めた。
二人の店員は、次から次へと男に服を見立てながら冷静さを失い始める。
「ファッションとは…」という迷宮の扉を開けてしまった店員達と
「何のことやら全くわからない」着せ替え人形状態の男。
女との約束の時間だけが刻一刻と迫っていた。

One night, a man jumped into a clothing store.
The man told that he’s meeting a crush after this but has no clothes to put on.
He has bad fashion taste so he asked a shop clerk for some nice clothes.
That was just a casual question.
Then, another clerk also started looking for the clothes after he overheard the conversation.
The two shop clerks put lots of clothes on the man one after the other and gradually started losing their cool.
What is the fashion??
Finally, the two clerks opened the labyrinth door.
The man is just standing on the floor as if he’s a dress-up doll.
The meeting time with the woman draws closer and closer…

作・演出:フルタジュン

出演:篠原友紀・大勝かおり・フルタジュン

公演日時
2020年
2月8日 (土)16時/19時
2月9日 (日)14時/18時
2月15日(土)14時/18時
2月16日(日)14時/18時

※計8ステージ
※受付開始&開場は開演30分前
※英語字幕あり

会場:Archiship Library&Café(横浜市中区吉田町4-9 tel:045-326-6611)
交通:「関内」駅より徒歩5分/みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩10分
チケット料金:2,800円
web予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/owl2020

【チケットについて】
●日時指定・税込/全席自由
●発売開始:2019年11月10日(日)10時

【チケットのご予約・お問い合わせ】
●電話  080-4898-2002(フルタ丸)
●メール info@furutamaru.com
チケット予約の際には、「日時・枚数・お名前・電話番号」をお伝えください。
こちらからの返信をもって予約完了となります。

【STAFF】
音響:水野 裕(空間企画)
衣装:井上 彩(A.m Lab)
演出助手:白戸祐太郎
翻訳:白戸孝平
ビジュアルイラスト:Lily
アートディレクター:福田泰隆
宣伝美術・Web:SOY
協力:しもブロ/レディオ湘南/natural Paradox/CAMPFIRE
主催・企画・製作:劇団フルタ丸

 

ぜひお越しください!