一時休業のお知らせ


‪Archiship Library&Cafe は3/3(火)〜8(日)の1週間、コロナウイルスの状況をふまえてカフェの営業を休止いたします。‬

‪その後の営業は状況に応じて対応、お伝えいたします。‬

‪ご利用になられるお客様には大変申し訳ございませんが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。‬

 

Archiship Library&Cafe

ゼルダの伝説BotWをプレイして

こんにちは、カフェスタッフの名執です。

最近漸く卒業制作や展示も一息つき、自由な時間が手に入ったのでゼルダの伝説Breath of the Wildをプレイしました。

ゼルダシリーズをやるのは初めてだったのですが、非常に楽しめました。

良かった点

1馬 乗馬している時の爽快感は、このゲームの中でも随一の楽しさだと思います。ゲームにおいて移動しているだけで楽しいかどうかというのはとても重要な指標だと考えているのですが、このゲームは正にそれを満たしているなと感じます。

また馬の柄が多様であったり、名付けられるなどの愛着を持てる要素があります。この広大な世界を旅する相棒といった感じで、オープンワールドの仕組みとうまくマッチしていると感じます。

また、乗馬時の気持ちよさに関しては後述するサウンドがとても大きい役割を果たしていると思います。

2イベント戦 イベント戦の楽しさは流石任天堂としか言い様の無いものでした。基本的なシステムは普段と同じだが、イベント戦にしかないギミックが足される事で戦闘の雰囲気がガラッと変わり、普段の戦闘の延長線上なのにぜんぜん違うバトルが楽しめる仕組みになっていて、これが丁度いい緊張感を出してくれます。個人的なお気に入りは風の神獣 ヴァ・メドー戦とその後の風のカースガノン戦、そして雷の神獣 ヴァ・ナボリス戦などです。パラセールや動物に乗るなどの基本的な操作とバトルの組み合わせのバランスがすばらしいですね。

3サウンド このゲームでは音楽らしい音楽はあまりなく、環境音と少しの音楽しかありませんが、却ってそれがこの広大なフィールドの探索とあいまっています。またバトルシーンや乗馬時など、ゲーム内での局面に応じてシームレスに音楽が変化しゲーム体験と音楽が密接に関わっている仕組みになっています。

これに関しては私が解説するよりも余程詳しく説明されている方がいらっしゃるのでそちらのリンクも貼ります(https://note.com/geekdrums/n/naeac6465b1a5)

よくなかった点

1料理 料理自体は楽しいのだが、せっかくいろいろ試して新しい料理を発見してもレシピ本など記録される場所がないので自分で覚えておく必要がある。そうすると結局攻略サイトなどを見る事になるので、自分で料理を探す楽しさが薄れてしまうという問題がある。

全体としてはかなり楽しめました。SEKIROをプレイし終えたらまたブログに書きたいと思います。

ホラー映画

こんばんは、スタッフのみなみです。

みなさんはホラー映画を観ることはありますか?

苦手な方多いと思います。びっくりするのが嫌だとか、トラウマ的ヴィジュアルが忘れられないとかありますよね。

私は好きです。怖がりですが笑

びっくりするのは苦手です。だからじわじわと怖い映画をよく観ます。

私のおすすめは、黒沢清監督の「回路」(2001)です。

インターネットが普及し始めた頃の設定で、主人公のまわりで様々な出来事が近寄ってくるという内容。

この映画の怖さは静かさです。不穏な、じめっとした風景が怖い。それに光の差し方。

びっくりすることはほぼないが(ショッキングなシーンはいくつかあります)、そのかわりに背中を撫でられるような気持ち悪さが尋常じゃないほど感じられます。

 

ぜひ観てみてください。

みなみ

 

カフェ雑感 vol.11

皆さま明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

2017年が暮れて2018年が静かに明けました。
北海道や北陸は大雪で大変ですが、横浜は気持ちよく晴れ上がり穏やかな新年です。

といっても正月らしい気分はあまり感じられず近所の神社への参拝客の行列がわずかに風情を伝えているのがせいぜいです。昔のような新年らしい改まった特別な空気はもはやどこにもありません。ネットでの売り買いが当たり前になった今では、デパートの福袋に長蛇の列ができた消費への熱気も今は昔、というか、そもそもモノにこだわることすら流行らない。

それにしてもこの変化の速さは何でしょう?社会を覆う空気感のみならず、あらゆる領域で進行するとりとめの無さ、おちつく間も無く訪れる次の事態に備えるため宙ぶらりんにされる感覚が不安感をかき立てます。2017年末株高はバブル期に迫り多くの上場企業が最高益を生み出した、と報じられました。しかしながらバブル期のようなわかりやすい高揚感は、社会に全く感じられません。失われた20年と言われるデフレが積みあがった年月が凝り固まった重石のように効いていて、格差や少子高齢化が進む構造的トラウマを壊すことができないでいます。

また、アメリカのトランプ、中国の習近平、ロシアのプーチン、そして言わずもがなの北朝鮮の金正恩とキャラが立ったナショナリストが勢ぞろいし、おまけにイギリスがEUから脱退する、経済のグローバル化、IT化が急激に進行するベクトルに対して真逆に動く政治の世界。民族対立、部族対立も含め世界がグローバリズムとナショナリズムの間で振動しています。宇宙船地球号のイメージをバックミンスター・フラーが示したのが60年代、それから半世紀を経てなお地球が一つになる気配さえありません。近年話題になった「サピエンス全史」の中で著者のユヴァル・ノア・ハラリは、人類の向かう方向は統一だと言っています。かつて無数に分かれて争っていた人類は次第に統合を続け今ようやく200前後(国家数)まで来たわけです。日本も安倍一強内閣が次から次と内部から問題を起こし安定どころか不安定な状況を自分から生みだしています。さらに地震や豪雨など自然の脅威が輪をかけて揺さぶります。エネルギー一つとってもフクシマ以降志向したはずの自然エネルギーに向かう施策は棚上げにし原子力発電が復活する、このどこまでも拠り所のないよくわからない状況はいつまで続くのでしょう?

私たちが専業する建築の世界もこのよくわからない気分に完全にシンクロしているようにみえます。ゼネコンはどこも最高益を記録しながらも人材不足、働き方改革、コンプライアンスに挟まれて身動きがとれない、とても最高益を謳歌する余裕はありません。設計の世界はどうでしょう。10年前に横浜国大意匠系大学院Y-GSAを作ったとき、建築は未来をつくる、というスローガンを掲げました。世界のさまざまな問題に対し建築が解答となるだけではなくむしろ世界を先導するイメージです。建築家はそのような建築を生みだす、つまり社会にコンセンサスを生みだす存在である、と主張したわけです。しかしながらストック社会が進行し建築の役割はすっかり変質しています。古い建築をリノベーションすることに価値があり、新しい建築を生みだすことはむしろカッコ悪い。ましてや新しい形に挑戦するなどもってのほか、望み、憧れながらも自分を手近なイメージしやすいところに縛り留めてるようです。

さて、カフェは今年4月に7年目に突入します。横浜市との約束の5年はとうに過ぎました。今までいろいろやってきましたが2018年はどのように運営していけばいいでしょう?Archiship Library &Cafeにとって重要な基本が2つあります。言わずもがなですが、まずこの「場所」があること、そして今は4,000冊近い「建築、アート本」があることです。この原点を活性化することを考えたい。カフェをやり続けることは最低限の活動であるとしてさらに場所、本をより多くの方達に利用してもらう方策を探っていきます。

いろいろな意味で閉塞感を壊したい、やりたいことを重ね、充足感のある日々を過ごしたい、その実現を目指し考え、行動したいと思います。

今年もArchiship Library &Cafe をご利用ください、何卒よろしくお願いいたします。

Archiship Library &Cafe
代表 飯田善彦