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*書籍紹介「代官山オトナTSUTAYA計画」

代官山といえばお洒落な人や店が多く、素敵な街の印象がありますよね。TSUTAYA_1L

そんな代官山に行った時には必ず訪れたい蔦屋書店。この本は、TSUTAYAを世に送り出した増田宗昭さんの、代官山プロジェクトという新しい局面に対する想いと企画への信念が形になったものです。

代官山蔦屋書店はその建築も素敵ですが、増田さんの空間づくりに対する考え方がとても印象的です。「企画にとって最も大切なことは、顧客価値の上に立脚すること」と言い切り、ビジネスにおける顧客のニーズを広範にとらえることの重要性が、シンプルに力強く伝えられています。時代の変化を正確に読み取り、ターゲット層とそのニーズについても先見的に分析する鋭さには脱帽です。しかし、そのようなプロセスを、本当に楽しそうに語られる、魅力の多い人物だということが分かります。

有名コピーライターでエッセイストの糸井重里さんや、ゲームクリエイターで実業家の飯野賢治さんなどとの対談も、異職種ではあっても刺激し合い考えを交換していく様子から、すべてのものは繋がっていることが分かります。

なにか新しいことを起こす原動力・インスピレーションとなるような一冊です。

Title:代官山オトナTSUTAYA計画
Published by:左田野 渉
Texts by:増田 宗昭
Shelf No.:A18

 

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*書籍紹介「イメージの中の動物たち IMA(2014 Spring vol.7)」

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写真による思想や社会問題の表現が分かりやすく綴られた季刊の雑誌です。動物というと私たちは、犬や猫、馬、猿などを思い浮かべますが、もちろんヒトも動物であり本質的には同等です。社会の中で意味付けされる動物やヒトの関係性は、時代とともに変わっていきます。人間が動物を必要とすることはあっても、動物は人間を必要とすることはあるのでしょうか。豚とクジラでは同じ動物でも、前者はは食用として盛んに使われ、後者は「優れた生き物」として保護活動がされるのは、差別と呼ばれないのか。動物に対する考え方は、人間の、ヒトに対する見方を反映すると、この本では教えてくれます。風刺的でユーモラスな解説もクセになりますよ。

他の特集でも、芸術的なものから社会派なものまで幅広く、なんとなく感じていたけど言い表せない、そんな気持ちや考えに、答えをくれるものになっています。
(スタッフ A.O.)

Title:イメージの中の動物たち 【雑誌名】IMA(2014 Spring vol.7)
Published by:進藤博信
Texts by:萩原祥吾ほか
Shelf No.:D23

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*書籍紹介「van Gogh in Context ゴッホ展-孤高の画家の原風景」

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近代芸術の祖として、社会から孤立しながらもその制作活動に情熱を注いだ、ファン・ゴッホの生涯から過ごしてきた時代の流れ、美術史の中でも最も難解で魅力的な時を伝えてくれる本です。

特に、p 73〜の「パリ-闇から光へ」では、パリが「光の都」になるまでの背景と、あらゆるフィールドの芸術家にパリという町が与えた影響を明らかにしています。
ゴッホの良さを新たに発見できる一冊になっています。
(スタッフA.O.)

Title:van Gogh in Context ゴッホ展-孤高の画家の原風景
Edited by:東京国立近代美術館 ほか
Texts by:Evert van Uitert ほか
Shelf No.:A24

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IMG_6108のコピー*書籍紹介「防火帯建築群の再生 スタディブック」

このカフェの建物、少し他のビルと様子が違いませんか?
実はこの建物は1957年に竣工した”防火帯建築”なのです。
防火帯建築って、、、何?
そんな疑問にもわかりやすく答えてくれるハンドブックです。
関内関外地区には沢山の防火帯建築があるので、この本をきっかけに町の外観を見てみると、少し雰囲気が違って見えてきます。
この本は小さくて薄いですが、中身のたくさん詰まった濃厚な1冊です。
非売品なので、ご興味のある方はぜひともカフェにお越しください。
(スタッフS.T.)

Title:防火帯建築群の再生 スタディブック
Author:特定非営利活動法人 アーバンデザイン研究体
Photographer:竹末猛
Shelf No.:D1