カフェ雑感 vol.3

皆様お変わりありませんでしょうか、寒中見舞い申し上げます。
年が変わってなんとなくぐずぐずしてるうちにもう1月も終わろうとしています。

昨年末には自主企画である建築家髙宮眞介さんによる連続講義もちょうど半分を消化し、20世紀初頭、激動の社会状況に反応するように様々に展開したモダンデザインの黎明期を俯瞰するところまで来ました。1月はいよいよコルビュジェ、ミースが登場します。

劇団空(utsubo)による芝居も三部作を終え、もしかすると次の展開もあるかもしれません。コンサートも今月18日に年初に相応しいお琴の演奏で、もうすぐ3年目を迎えます。

また、もう一つの自主企画であるALC CINEMAも去年4回を数えました。今年も継続しますが、初回は今までにない試みになります。1月31日、2月1・2日の三日間、吉田町で「吉田まちなか映画祭2014」というイベントが開かれるのに合わせて連動する企画です。2月1日はカフェを貸して吉田町による東陽一監督による「酔いが覚めたら、うちに帰ろう」という映画+トークショー、翌2日はALC CINEMA第5回、冨永昌敬監督、「ビクーニャ」を上映します。2002年に作られた36分という短い映画ですが、2002年水戸短編映像祭グランプリを受賞しています。監督自身も言葉で表現できないほど・・な映像と聞いているので僕自身楽しみですが、さらに、なんと対談のゲストに建築家鈴木了二さんが来てくれます。まさに新春に相応しい豪華企画となりました。鈴木さんは僕が敬愛する素晴らしい建築家の一人ですが、ご承知のように優れた映画批評家でもあります。ALC CINEMA初見参、皆様ご期待ください。

もうひとつ、今年からカフェでの催しの他に、2階を使ってALC GALLERYをオープンさせたいと考えています。京都関連の仕事を京都三条の分室に移したので2階の一室が空きました。年末ようやく片付いたので当初から考えていたギャラリーをとりあえずやってみよう、と例によって決心したわけです。ギャラリーといっても貸しギャラリーではなく、僕が気になっている若いアーティストに場所を提供し、少しまとまったexhibitionをアーティスト自らの手で企画する試みです。小さなスペースですから量の、あるいは巨大な展示はできませんが、創造都市横浜の発信拠点のひとつになれば面白い。その第一弾として、小野耕石さんという若い版画家の展覧会を開きます。版画といっても今までの概念を大きく変えた仕事をしているアーティストです。開催中作家を交えてのシンポジウムなどALC CINEMA同様ここでしかできない企画を催していきたいと考えています。

今日は大寒です。これからまだまだ厳しい寒さが続きます。皆様どうぞお変わりなくお過ごしください。

今年もArchiship Library&Cafeをよろしくお願いいたします。

 

2014.01.20
飯田善彦

追伸
新建築住宅特集1月号に「私の事務所」というエッセイ、カフェのいきさつを書いたので興味のある方はご一読ください。

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